2008年06月11日

勝って涙、負けて涙…

インターハイ出場を目指すからには、やはり団体戦での出場ですよね。

高商女子の平田キャプテンも部員をまとめるのに随分と苦労していたようでした。

平田キャプテンは城端中でもキャプテンでした。
個性の強い仲間がいる中でよくチームをまとめてくれて、団体戦でも県内無敵のチームでした。


高商ソフトテニス部は原則携帯電話を持つことが禁止されています。

ところが平田キャプテンのお母さんの携帯電話を使って、部員宛てに目標に向かっての気持ちを確認するためのメールが届くんですよね。

平田選手の想い、チーム一丸となって目標に向けて努力していることが十分伝わってくるものでした。

でも結果は団体戦準優勝でした。とても残念でした。
できるならチーム一丸となって高西と真っ向勝負がしたかったことでしょうね。
まさか負傷する選手が出るなんて想像もしていなかったことでしょうね…。


それから今年とても驚いたことがありました。

我が娘が母の日に「母の日 愛と感謝の作文集」を持って帰ってきました。
中を見ると高商ソフトテニス部男女全部員の母に対する作文がありました。


どんな競技も一緒だと思いますが、スポーツで頂点を目指すチームというのは大変な努力が必要です。
高商のソフトテニス部に入部するということもまた選手も保護者も相当の覚悟が必要です。


特に母親は早朝からお弁当を作り、始発で子どもを送り出し、夜は9時過ぎに帰ってくる子どもの食事・洗濯等々…。

だからこそ「愛と感謝の作文集」は涙なくして読めませんでしたね…。

このようなものを見せられると、保護者だって子ども達のためにこれからも頑張ろうと思うじゃないですか。

なんとも素晴らしい顧問の先生の粋な企画でした。
みなさん「高商ソフトテニス部で本当に良かった!」と思った一日となったんじゃないですかね。


この作文集の裏表紙には先生からの温かいメッセージが添えられていました。
「どんな高価なものより…」あとは企業秘密?です。
本当に温かい心にしみる一言でした。
親にとっては何よりの母の日のプレゼントとなりました。


こんなこともあり、高商は選手も保護者も、卒業生やその保護者までもが一体となって応援できるんですね。

個人戦でインターハイ出場チームが決まるたびに高商の応援団は歓声をあげ、涙をボロボロ流しながら握手する人もいて…本当に感動の瞬間なんです…。

男子部員の保護者にもジュニア時代から顔見知りの方もいて、我が娘のインターハイ出場が決まると「良かったね!でもうちの子まだ決まらんが…」

その内、インターハイ出場が決まったら「うちの子もインターハイ行けた!」と泣きながら報告にくる保護者も…。
本当に嬉しいというか、いいチームの一員で良かったですね。


でも高商の部員全員がインターハイに出場できたわけではありません。

残念ながらインターハイに出場できなかった選手のあるお母さんが「○○さん、本当に良かったですね。」と言葉をかけていただき、その選手が残念な結果に終わっていたことがわかっていましたから「ありがとうございました。」と言っただけで、あとの言葉が見つかりませんでした。

そしたら「握手させてください。」と言われるではないですか。
いや〜嬉しかったというか、自分だったらこんな事ができるだろうか…。
心の広い、なんとも素晴らしいお母さんでした。


こうしてインターハイを目指して日々努力している選手達にも多くのことを教えられますが、それを支えていただいている先生方、保護者の皆さんにも多くの事を学ぶ事ができます。

本当に明確な目標を持って日々努力している「人間」って輝いていますし、その周りには「感動」が生まれるものなんですね。勝っても涙、負けても涙…なんですね。

まだまだ人間が出来ていない迷コーチですが、今年のインターハイ予選を通じてまた多くの事を学びました。


ザ☆インハイへの道
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スポーツ関係の会議に出席するとなぜか「柔道の方ですか?相撲ですか?」と尋ねられます。「ソフトテニスです!」と言うと「えっ!」という顔をされます。そんな私ですが宜しくお願いいたします。
作者名迷コーチ
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